ハートガードプラスはフィラリア症予防・消化管内寄生虫駆除薬です。
日本では『カルドメック チュアブルP』という名で販売されていますが、製造会社、成分、使用方法ともハートガードプラスと全く同じです。
フィラリア症予防の有効成分であるイベルメクチンと消化管内寄生虫駆除薬の有効成分であるピランテルを配合しています。
以下ではハートガードプラスの効果や使用方法、使用時期、副作用の有無やお得に購入する方法などについてひとつひとつ丁寧に解説します。
ハートガードプラスには体重別に以下の3種類の商品があります。
目次
ハートガードプラスの主成分と効果
ハートガードプラスの有効成分はフィラリア症予防に効果があるイベルメクチンと消化管内寄生虫駆除に効果があるピランテルです。
駆除できる消化管内の寄生虫として犬回虫や犬鉤虫があります。
なお、ハードガードプラスはノミ・マダニの駆除はできません。フィラリア症予防・消化管内寄生虫駆除と同時にノミ・マダニの駆除もしたいときは『ネクスガードスペクトラ』がおすすめです。
ハートガードプラスの使用方法
毎月1回、1ヶ月間隔で投与頂くことでフィラリア症の予防と消化管内寄生虫駆除が同時にできます。
ハートガードプラスの投与期間ですが、フィラリア症の予防については蚊が発生し始めてから1か月以内に投与を始め、蚊がいなくなってから1か月後までは投与してください。一般的にはフィラリア症予防薬の投与期間は5月から12月とされています。
消化管内寄生虫駆除については季節は関係ありません。ただ寄生虫の駆除薬投与は一般的に3か月に1回で良いとされているので、1月から4月の間はフィラリア症予防をしない場合はその間に1度だけ投与すれば問題ありません。
ハートガードプラスの形状
犬の薬の形状には錠剤やチュアブルタイプ、ピペットタイプなど様々な形状があります。
ハートガードプラスはこのうちチュアブルタイプを採用しています。
牛肉を使用した半生タイプなので薬が苦手な子にもおやつ感覚で与えることができます。
ただし、普段おやつをあまり噛まずに飲み込んでしまう場合は、細かく砕いてから与えるようにしてください。
ハートガードプラスは猫にも使える?
ハートガードプラスは犬専用の薬となっていますので猫に与えることはできません。
猫の場合はピペットタイプですがレボリューションやストロングホールドが人気です。
ハートガードプラス使用時の注意点
有効成分であるイベルメクチンをフィラリア症感染犬に投与した場合、急性犬糸状虫症(大静脈症候群)、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)、歩様異常、元気消失、皮膚アレルギーなどの症状が現れることがありますので、投与前には必ず血液検査をしてください。
有効成分であるイベルメクチンをコリー系の犬に高濃度で投与すると神経症状などの副作用が出る可能性があります。フィラリア症予防で1ヶ月に1回与える程度では問題ないのですが、気になる方は獣医に相談してください。
ハートガードプラスの副作用について
ハートガードプラスは副作用が少ない薬ですが、食欲不振、嘔吐、下痢(軟便)、元気消失、痙攣がみられることがあります。
万が一副作用が認められた場合は速やかに動物病院の先生に相談してください。
ハートガードプラスの購入方法
ハートガードプラスは動物用医薬品なので日本では薬局や通常の通販で購入できません。
また、ハートガードプラスと中身が同じ薬の『カルドメック チュアブルP』も動物病院でしか購入できません。
しかし日本でも動物用医薬品を個人輸入という形で通販で購入することができます。
通販を利用する最大のメリットはその価格です。
『カルドメック チュアブルP』を動物病院で購入した場合、小型犬用の場合で1粒当たりおよそ1,000円から1,500円、大型犬用の場合でおよそ2,500から3,000円が相場となっています。
これに対して当ブログでおすすめしている通販サイト『ペットのお薬 うさパラ』でハートガードプラスを購入した場合、小型犬用が約460円※、大型犬用は約620円※で購入できます。
フィラリア症予防薬としては通販で購入できる薬の中でも最も安価な薬でしょう。
※為替相場により多少変動します。
ハートガードプラスの最安値情報
下記リンク先の通販サイト『ペットのお薬 うさパラ』をご利用になりますとハートガードプラスを最安値でご購入頂くことができます。
体重別に3種類の商品がございます。ご購入の際は各商品ページの有効期限を必ずご確認ください。