シンパリカはチュアブルタイプのイソオキサゾリン系ノミ・マダニ駆除薬です。
3年以上前から欧米では販売されている実績のあるお薬で、2019年には日本でも承認されています。
シンパリカはどのような寄生虫に効果があるのか、またその効果がどれくらい持続するのか、使用時の注意点、副作用の有無やお得に購入する方法などについてひとつひとつ丁寧に解説します。
シンパリカには体重別に以下の5種類の商品があります。
目次
シンパリカの主成分と効果
シンパリカの有効成分はイソキサゾリン系の抗寄生虫剤であるサロラネルです。
この成分は、ノミ・マダニの神経内の特定部位(GABA受容体、グルタミン酸受容体)に作用し、神経伝達系に働きかけることでノミ・マダニを駆除します。
駆除にかかる時間ですが、ノミに対しては投与後3時間以内に発現し始め8時間で駆除します。また、マダニに対しては投与後8時間以内に発現し始め12時間で駆除します。
ノミ・マダニに対する駆除の効果は1ヵ月間持続し、また、投与後少なくとも1ヵ月間はノミの産卵を抑制します。
シンパリカの使用方法
駆除の効果は約1ヶ月間持続しますので1ヶ月に1回シンパリカを1個に与えるとノミ・マダニによる感染を防ぐことができます。
シンパリカの投与期間ですが、ノミ・マダニは室内などで1年中活動していますので、投与も年間を通して毎月1回してあげた方がいいでしょう。
シンパリカの形状
ノミ・マダニ駆除薬の形状には色々な種類があって錠剤やチュアブルタイプ、ピペットタイプなどがあります。
シンパリカはこのうちチュアブルタイプを採用しています。
シンパリカの場合は嗜好性の高いミートフレーバーのチュアブル錠なので犬の食いつきがよく、おやつ感覚で与えることができます。
投与後もピペットタイプのようにシャワーや他の犬や人との接触に気を使うこともありません。
飼い主さんやお友達の子と思い切り遊ぶことができます。
シンパリカは猫にも使える?
シンパリカは犬専用のノミ・マダニ駆除薬となっていますので猫に与えることはできません。
猫の場合はピペットタイプであればフロントラインプラスがチュアブルタイプのものであればコンフォティスが人気です。
シンパリカ使用時の注意点
8週齢未満の子犬や体重が1.3 kg未満の犬には投与しないでください。
交配予定の犬及び妊娠・授乳中の犬に対しては、安全性が確立されていないため使用を避けてください。
てんかん発作の病歴のある犬に投薬する場合は、獣医に相談してください。
非ステロイド性抗炎症剤などの蛋白結合率の高い薬剤を併用する場合、それぞれの薬剤の有効性又は安全性に影響するおそれがあります。
シンパリカの副作用について
ペットの薬で気になるのがやはり副作用ですよね。
シンパリカの場合副作用の報告は少ないのですが、嘔吐や下痢の症状が現れることがあります。
万が一副作用が認められた場合は速やかに動物病院の先生に相談してください。
シンパリカの購入方法
シンパリカは動物用医薬品です。日本では原則として動物用医薬品は動物病院でしか購入できません。
しかし日本でも動物用医薬品を個人輸入という形で通販で購入することができます。
通販を利用する最大のメリットはその価格です。
シンパリカを当ブログでおすすめしている通販サイト『ペットのお薬 うさパラ』で購入した場合、小型犬用が1錠当たり約830円※、大型犬用は1錠当たり約980円※で購入できます。
※為替相場により多少変動します。
シンパリカの最安値情報
下記リンク先の通販サイト『ペットのお薬 うさパラ』をご利用になりますとシンパリカを最安値でご購入頂くことができます。
体重別に5種類の商品がございます。ご購入の際は各商品ページの有効期限を必ずご確認ください。