ミコナケアシャンプーは、動物用医薬品マラセブシャンプーと同一の有効成分を配合している犬猫用シャンプーです。
週2回の投与で、犬・猫のマラセチア皮膚炎を治療します。
また独自の特徴として、蚊よけや保湿作用といった“プラスα”成分を配合。
レモングラスの爽やかな香りもまた特徴の一つです。
ミコナケアシャンプーの有効成分とその効果、使用方法や使用頻度、副作用の有無やお得に購入する方法などについてひとつひとつ丁寧に解説します。
目次
マラセチアとは?
マラセチアは酵母菌と呼ばれる真菌類(カビの仲間)の一種で、犬や猫の皮膚に住んでいる常在菌です。
健康な皮膚では数が少ないため問題となることはないのですが、何らかの理由で皮膚の状態が悪くなったり皮脂の分泌が増えたり、アトピーや他の皮膚炎などで皮膚の抵抗力が落ちると異常に増殖し、様々な症状を引き起こします。
マラセチアは発育・増殖のために脂質を必要とするので、皮脂のたまりやすいわきの下や内股、指の間、耳、おなか、下あご、肛門の周りなどで増殖します。
またスタフィロコッカス(ブドウ球菌の一つ)という細菌がマラセチアによる皮膚炎の悪化に関与しているとも考えられています。
マラセチア皮膚炎の症状
強い赤みや痒みのほか、過剰に皮脂を分泌(脂漏)したり脂っぽいフケが出たり独特の臭いを放ったりします。
また、慢性化すると皮膚が黒ずんだり、表面にコケが生えたようになったり、毛が抜けたりする場合があります。
マラセチア皮膚炎の治療方法は?
マラセチアは皮脂分を栄養とするので、異常に増殖したマラセチアは放っておくとさらに増え続け皮膚炎は悪化する一方です。
そのためマラセチア皮膚炎の治療方法としてはシャンプーなどで物理的に増えすぎたマラセチア菌を減らします。それと同時に薬用クリーナーなどで耳のケアも行います。
継続して皮膚のケアと耳のケアを続けることで皮膚の状態を正常に戻すことができます。
ミコナケアシャンプーの主成分と効果
ミコナケアシャンプーには有効成分ミコナゾール硝酸塩とクロルヘキシジングルコン酸塩が配合されています。
ミコナゾール硝酸塩の働きによって、マラセチア皮膚炎の原因となるマラセチア真菌の細胞膜に障害を起こし、その増殖を抑制することで治療します。
また、クロルヘキシジングルコン酸塩が、マラセチア皮膚炎を悪化させる要因の1つであるスタフィロコッカス(ブドウ球菌)を殺菌します。
ミコナケアシャンプー7つの特徴
1.マラセチア皮膚炎を治療
有効成分のミコナゾール硝酸塩の働きによって、犬・猫のマラセチア皮膚炎を治療します。
2.スタフィロコッカスを殺菌
有効成分のクロルヘキシジングルコン酸塩の働きによって、マラセチア皮膚炎を悪化させるスタフィロコッカス(ブドウ球菌)を殺菌します。
3.蚊よけ作用
蚊よけ成分のレモングラス精油を配合。蚊によって媒介されるフィラリア症(糸状虫症)が気になる方に嬉しい成分です。
4.爽やかなフレーバー
同じくレモングラス精油が爽やかな香りを演出。既存の動物用医薬品シャンプーにありがちな不快な臭いがありません。
5.皮膚サポート作用
初乳(コロストラム)を配合。免疫機能を整えて、マラセチア菌に負けない皮膚をサポートします。
6.保湿作用
配合のローヤルゼリーエキスによる保湿作用によって、洗いあがりの皮膚に潤いを与えます。
7.毛並み保護作用
たんぱく質の構成成分である15のアミノ酸を配合。洗い上がりの繊細な毛並みをやさしく保護します。
~15種のアミノ酸~
リシン、ヒスチジン、アルギニン、アスパラギン酸、トレオニン、セリン、グルタミン酸、プロリン、グリシン、アラニン、バリン、イソロイシン、ロイシン、チロシン、フェニルアラニン
ミコナケアシャンプーは、犬・猫のマラセチア皮膚炎を治療するとともに、多彩な配合成分の働きによって、様々な皮膚および被毛のサポート作用が期待できるシャンプーです。蚊よけの作用や爽やかな香りも特徴です。
ミコナケアシャンプーの使用方法
1.犬や猫の被毛を水またはお湯でしっかりと濡らしてください。お湯で濡らす場合は普段のシャンプー時よりもぬるめのお湯で濡らしてあげましょう。温度が高いと皮膚をいためたり刺激が強すぎて痒みが増すことがあります。
2.ミコナケアシャンプーを手にとって、よく泡立ててから全身に馴染ませます。症状の重い部分から馴染ませるといいでしょう。強くこすったりせずにやさしく泡を体の上に乗せていくように洗います。もし全身の洗浄が困難な場合は、マラセチア菌が繁殖しやすい場所(わきの下や内股、指の間、おなか、下あご、肛門の周りなど)の患部を部分的に洗うだけでも効果的です。
3.シャンプーの泡を皮膚に残したまま10分間待ちます。この間、犬や猫が泡を舐めたり吸い込まないように注意しましょう。じっと待っているのが苦手な子の場合は飼い主さんがやさしく撫でてあげたり話しかけてあげたりしながら一緒に待ちましょう。
4.10分間経過したら泡が完全になくなるまで水またはお湯で全身を丁寧にすすいでください。普段のシャンプーよりも念入りに5分から10分程度時間をかけて洗い流してください。
5.きれいにすすいだらタオルドライでやさしく水分を取ります。この時ごしごしこすらないように注意しましょう。その後ドライヤーで完全に水分がなくなるまで乾かしてください。熱風を当てると痒みが増すことがあるのでできるだけ冷風で乾かしましょう。冬場などで乾きにくいときは暖房などで部屋全体を温めてから乾かすといいでしょう。
ミコナケアシャンプーの使用頻度
ミコナケアシャンプーは1週間に2回使用してください。
また、使用する間隔は必ず3日以上空けてください。連続で使用すると皮膚をいためるおそれがあります。
ミコナケアシャンプーは猫にも使える?
ミコナケアシャンプーは犬猫兼用のシャンプーなので猫に使用することもできます。
ミコナケアシャンプー使用時の注意点
本剤はクロルヘキシジン製剤又はミコナゾール製剤に対して過敏症の既往歴のある動物には使用しないでください。
本剤は外用以外に使用しないでください。
粘膜面及び耳、眼には使用しないでください。
眼に入らないよう注意してください。
動物が泡を舐めたり、吸い込んだりすると胃腸や呼吸器官に炎症を起こす場合があるので、本剤使用中は動物から目を離さないでください。
本剤に含まれるミコナゾール硝酸塩は、中枢神経系に及ぼす影響として、バルビツレート代謝に関与するチトクロムP450分子種を阻害するため、バルビツレート誘発睡眠時間の延長を示すことが知られています。そのため、動物が泡を舐めたり、吸い込んだりしないように厳重に注意してください。
妊娠中又は授乳中の動物には使用しないでください。
安全性が確立されていないため、4週間、計8回を越えて使用しないでください。
無毛種に本剤を使用する場合は、予め20倍程度に水又はお湯で希釈し、泡立ててから使用してください。
眼に入った場合には直ちに流水を使用して十分洗浄してください。眼に異変が認められた場合は獣医師の診察を受けてください。
その他、商品詳細ページ内の注意事項をよく読んでご使用ください。
ミコナケアシャンプーの副作用について
本剤の使用により発疹、発赤、じんま疹、紅斑、痒み、接触性皮膚炎、びらん、刺激感、小水疱などの症状が認められた場合には、速やかに使用を中止し、獣医師の診察を受けてください。
ショック症状があらわれることがあるので観察を十分に行い、動物がよろめいたり、気持ち悪そうにしていたり、苦しがっていたり、呼吸困難が認められた場合には、直ちに使用を中止し、獣医師の診察を受け、適切な処置を行なってください。
人用医薬品では、これまでに下記のような副作用が報告されています。
ミコナゾール硝酸塩
発赤・紅斑、発疹、そう痒感、接触性皮膚炎、びらん、刺激感、小水疱、浮腫
クロルヘキシジングルコン酸塩
紅斑、皮膚肥厚、皮膚潰瘍、皮膚剥離、皮膚亀裂、接触性皮膚炎、角膜障害、アナフィラキシーショック、アナフィラキシー様反応、眼部化学的損傷
ミコナケアシャンプーの購入方法
ミコナケアシャンプーは動物用医薬品ですが、通販で購入することが可能です。
購入できるショップは何店舗かありますが、その中でも最安値で購入できるのは『ペットのお薬 うさパラ』です。
『ペットのお薬 うさパラ』は価格が安いだけでなく、全品送料無料なので送料を無料にするために余計な商品を購入する必要がありません。
ミコナケアシャンプーの最安値情報
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